MSRドラゴンフライ レビュー

ギア

どうも!キャンプを愛する“とりキャン”と申します。

焚き火を眺めながら手元で調理したい!というキャンプスタイルだと、頼れる相棒となるバーナーが必要になります。わたしもどちらかと言えばそんなスタイルです。

ですが、一言でバーナーと言っても色々なタイプがあるので迷いますよね。

燃料別でみても、ガス、ガソリン、アルコール、固形、そして灯油。他にもあるかもしれません。

結論から言うと、わたしは灯油を使ったバーナーを推します。何と言っても燃料代が安いので!!これに尽きます。

その中で、今使っているMSRのドラゴンフライをご紹介しようと思います。

ドラゴンフライを選んだ理由

灯油運用ができる

ドラゴンフライは色々な燃料に対応しています。もちろん灯油も使えます。

とろ火で調理ができる

他にもカッコイイ灯油対応のバーナーはありますが、湯沸かしだけでなく料理メインで考えると、細かな火力調整ができると評判のドラゴンフライが有力候補になりました。

・カッコイイ

あまりコンパクトではありませんが、単純にギアとしてカッコイイですよね!

・評判がいい

わたしもその一人ですが、ドラゴンフライを愛してやまない人たちのネット記事をよく見ます。

では、良い点とイマイチな点をまとめてみます。

良い点

灯油が使える=燃費が安い

わたしは325㎖(11oz)の一番小さいボトルを使っていますが、一泊くらいは普通に持ちます。灯油1ℓが85円だとして、30円いきません。これは魅力的ですね。

とろ火ができる

灯油が使えるバーナー(SOTOとか使ってる人多いですよね)は結構ありますが、とろ火ができるのはドラゴンフライくらいではないでしょうか?

よって、灯油+とろ火の組み合わせが可能なドラゴンフライをイチオシするのです。

・ビジュアル

人それぞれ好みはあると思いますが、ギア感満載でカッコイイです。

・寒冷地OK

液体燃料なので、ガスと比較しても寒いところで火力をキープし良く仕事してくれます。

・安定感

大きなゴトクなので(これはデメリットもあります)ダッチオーブンなどの大きくて重いものを載せてもへっちゃらです。

次にイマイチな点をまとめます。これが気にならなければドラゴンフライはベストパートナーです!

イマイチな点

・爆音

燃焼音が大きいことでも有名なドラゴンフライ。実際に使うと、やはりうるさいです。とくにフルパワーのジェット音は正しく轟音!

ですが、わたし自身の感覚だと、周りに誰もいなければそこまでは気になりません。他のバーナーもそれなりの燃焼音はしますしね。

少し前に、比較的人がいる山頂のお昼に調理しましたが、正直言って近くの人はうるさいと感じたと思います。ご迷惑をお掛けしました。静かなところだと余計にそう感じるかもしれません。隣のサイトが近い早朝のキャンプ場や、山のテン場などはかなり絞った火力で使う必要があると思います。

音を小さくするパーツ(値段はお高め)もあるようなので、機会があったら試してみようと思います。

・点火

液体系の燃料を使うので、勿論プレヒートが必要です。それなりに時間が掛かりますし、ススも出ます。温まらないうちにバルブをひねると火柱も出ます。

ガスと比べて特に不便さを感じたのは、火を使い終わっていったん消した後にまた点ける時!

温まった状態であればすぐ点火できますが、冷めてしまうとプレヒートからやり直しです。OD缶のバーナーの時は気にもしていませんでしたが、めんどくさい。

【めんどくさい流れ】一品料理を作ってお酒を飲みながら食べる→皿が空く→何か作ろうかな→冷めてるのでプレヒート→以下ループ

対策として、超とろ火にして点けっぱなしにしています。燃料代が安いからこそ出来る技です。しかも、ちっちゃな焚き火みたいで意外といい雰囲気だしますw

ルミエールとかノクターンランタンみたい

・サイズ

まあ、コンパクトとは言えないですね。

キャンプはもとより登山でも使うので、ザック内の容量食いです。ですが、テント泊の装備でも持って行ってるので、そこまで気にしていません。ウルトラライトな装備で山を縦走するような機会があれば考えます。

・ゴトクが大きい

ふつうのシェラカップの底よりもサイズが大きい
目安としてスケールをあてると7㎝くらい

大鍋も載せられるのでメリットもあるゴトクですが、隙間が大きいので、シェラカップを安定させて置くことはできません。縦長のヤカンも雑に置くと踏み外す可能性があります。

これは針金をつけてみたり、バーナーパッドを置けばクリアできます。

わたしは針金を引っ掛けて対応しています。

百均とかでステンレスの針金を買ってきて、約12㎝×3本カット。

下の写真を参考に折り曲げる。

内寸法で7.7㎝くらいでしょうか

ネットから頂いた情報です。かなり簡単に作成できました。

はじめは(仮)で作ったものですが、「簡単」「コンパクト」なので使い続けています。ただ、針金が焼けて?細くなっていることに気付きました。使う針金の太さにもよると思いますが寿命があるようです。

・片づけ

ボトルからポンプを抜くときなど、ほぼ確実に手に灯油が付きます。臭いです。わたしはそこまで気にしませんが、手袋や覆うものを利用するといいと思います。

まとめ

こうしてまとめると、気になる点が多いことに気付かされます。でも、それをカバーできるだけの魅力を備えているドラゴンフライは、紛れもなくマイベストパートナーです。愛してるよー!

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